甲状腺疾患は、甲状腺ホルモンの作用について、しっかり理解できていれば、把握しやすい疾患・・・のはずです。が、バセドウ病、慢性甲状腺炎、橋本病、クレチン病・・・疾患名が多いのが悩ましいところです。

そこで、国試に向けて勉強する薬学生の方にアドバイスです。
まずは、生物で甲状腺ホルモンの分泌部位や作用を確認しましょう。一緒にヨウ素を含むホルモンの構造についても見ておくと良いでしょう。次に、病態・治療で甲状腺機能亢進症と甲状腺機能低下症の症状や検査値を中心に比較しながら学修しましょう。最後に、薬理で治療薬の作用機序や副作用についても勉強しておきましょう。余裕のある方は、検査・診断、治療に用いられる放射性医薬品についても見ておくことをおススメします。

放射性医薬品を取り扱っている薬剤師の皆様には、是非、実務実習生に取り扱いの注意など現場でしか確認できないリアルな使い方をお伝えいただきたいです！

今回はVol.17 No.2に掲載された甲状腺疾患について、様々な科目で出題されたコクシや商品名で作成した新作問題を紹介します。

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【新作問題にチャレンジ！】