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【薬ゼミが国際展開してるって本当?】日本語しか話せない薬剤師だけど、海外で働いてみました ~日本:コンテンツ作成チーム~ vol.13

日本語しか話せない薬剤師だけど、海外で働いています

皆さま、こんにちは。
薬ゼミキルギスプロジェクト現地駐在員の中島大理(なかじまだいすけ)です。
今回は「日本語しか話せない薬剤師だけど、海外で働いてみました」の第十三回目を執筆させていただきます。

※過去の記事はコチラとなっています。薬ゼミとキルギスの関係など記載してあります。
Vol.1 キルギス編
Vol.2 薬局編
Vol.3 薬学教育介入編
Vol.4 薬学教育編
Vol.5 薬学教育編その2
Vol.6 薬学教育支援編その1
Vol.7 薬学教育支援編その2
Vol.8 番外編その1
Vol.9 番外編その2
Vol.10 キルギス医療事情編
Vol.11 薬剤師×JICA海外協力隊 インタビューその1
Vol.12 薬剤師×JICA海外協力隊 インタビューその2

「キルギスプロジェクトって具体的にどのような体制で実施しているのか」
最近、このような質問を受けまして簡単に紹介してみたいと思います。

キルギスチーム

一部のご紹介となりますが、ざっくりと、このようなチーム編成となっています。
「日本:コンテンツ作成チーム」は、薬ゼミの講師を中心に構成されており、海外向け講義資料、問題を作成してもらうチームです。
「本案件事業サポート」のメンバーは、日本→キルギスの交渉、営業など色々と支えます。
「キルギスチーム」はその名の通り、キルギス現地において活動するチームです。コンテンツをロシア語翻訳、学術チェック、現場交渉などで動くチームとなっています。

今回は「日本:コンテンツ作成チーム」の裏側をインタビューしようと思い、記事を書いています。私もチームが別なので、コンテンツ作成の苦労、苦悩などを知らないため、興味があり、色々と聞いてみました。大変なイメージがあったので、困難を打開していく真面目な記事になると思っていたのですが…。
それでは、気軽に読んでみてください。

日本:コンテンツ作成チームへのインタビュー

中島
(中島)
本日はお時間いただき、ありがとうございます。
河端石嶋
(河端・石嶋)
こちらこそ、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
中島
(中島)
今回は、海外向けコンテンツ作成の裏側をお伺いしたいと思います。

河端大光・石嶋剛

写真左【河端 大光(カワバタ ダイコウ)講師:キルギスチームでは実務担当】
渋谷・オンライン教室で、衛生、法規・制度・倫理、実務の科目を担当。
国際チームだけでなく、新入職員研修や当サイト「Ph-port THINK CUBE」の運営担当、薬剤師生涯学習講座の運営など多岐に渡る活躍を見せる。クールで近寄りがたいオーラを出しているが、話すとめっちゃ良い人。趣味はライブに行くこと。コロナ禍で行けないため、King Gnuのストリーミングライブに参戦したらしい。

写真右【石嶋 剛(イシジマ GO)講師:キルギスチームでは薬理担当】
渋谷・オンライン教室で、薬理、病態・薬物治療の科目を担当。
笑顔が素敵で、河端講師とは対照的に話しかけやすく気さくな人。趣味は「読書」なのに、それを書かれると恥ずかしいから「筋トレ」と「YouTube」を見ることにして欲しいと言われる。またインタビュー1日後に「趣味を家族(妻、娘)と散歩する」にしてほしいとメールがくる(いいパパアピールがしたい模様)。
普通に「読書」で良いと思うのだが…。
中島
(中島)
ちなみに、海外渡航経験はありますか?
河端
(河端)
大学の時に希望制で海外研修がありまして、アメリカのボストンに渡航しました。また旅行でも何回かアメリカに行きましたね!
中島
(中島)
アメリカンですね! 流石、国際チーム。英語もペラペラなんですか?
河端
(河端)
んなわけ、でも何とかなるよ(笑)
中島
(中島)
(笑)。石嶋さんは?
石嶋
(石嶋)
んー。旅行はあまり行ったことがないなぁ…(苦笑)。確か、7歳か8歳のときに香港へ行った気がするんだよね…。覚えてないなぁ…。

香港の記憶はあまりない様子香港の記憶はあまりない様子

そもそも国際チームはどのように組まれたのか

中島
(中島)
そもそも、薬ゼミ講師が国際チームに参加する方法ってどのような感じなのでしょうか。まぁ、ぶっちゃけ知ってますけど、記事的に聞いておきます。
河端
(河端)
(笑)。中島さんはご存じだと思いますが、1年に1回の公募制ですね。そこで国際チームが決定します。つまり「チャレンジしたい気持ちがあれば、参加できるチャンスがある」ということです。
中島
(中島)
これ、中々面白い制度ですよね。ちなみに、河端さんはなぜ応募したのですか?
河端
(河端)
業務主任の松野さんから、吉祥寺のおでん屋で国際展開の話を聞いて…(笑)私も当プロジェクトに興味を持ちました。普通に働いていたらできないことにチャレンジしてみたいと思って…。
中島
(中島)
それはなんか良いですね。吉祥寺ってとこが、オシャレで腹立ちますが…。ちなみに石嶋さんは2年目の公募から応募したと思うのですが、なぜですか?
石嶋
(石嶋)
…。実は1年目から応募したかったんですよ…。
中島
(中島)
応募すれば良かったじゃないですか。

先輩に対して、クソ生意気な後輩先輩に対して、クソ生意気な後輩

石嶋
(石嶋)
実は、私が見ていた公募資料の締め切り日を間違えて覚えていて、気づいたら募集終了になってたんですよね…。本当悔しかったです…。でも、2年目でまたチャレンジできる機会があったので、応募しました!

コンテンツ作成の苦労?

中島
(中島)
国際プロジェクトへ参加することに不安はありましたか? コンテンツ作成となると、語学や学術的な不安とかがあると思うのですが。
河端
(河端)
いや、もうロシア語で最終的に作成するって時点で、語学は割り切ってました。実際にキルギス現地で翻訳してもらえますし。それより、挑戦したい気持ちの方が上回りましたね。
石嶋
(石嶋)
それはわかります。僕も同じですね。できること、できないことは、もちろんあります。このチームに入った以上、自分のできることを最大限にチャレンジしていこうと思いました。
中島
(中島)
お二人とも凄いポジティブですね。

週刊少年ジャ〇プの主人公みたいな2人。インタビューしていると元気が貰える。週刊少年ジャ〇プの主人公みたいな2人。インタビューしていると元気が貰える。

中島
(中島)
海外だと、使っている薬、適応、用法や用量とかも違ったりするじゃないですか。薬理だと、その点でコンテンツ作成が難しいイメージがあるのですが…。
石嶋
(石嶋)
確かに、その点は難しいですが、そこはキルギスチームがサポートしてくれるので。あと、薬ゼミの今までの教育ノウハウがあるから、0からスタートしなくてはならないという印象はないです。
中島
(中島)
これは意外ですね。凄く苦労しているイメージでした…。ちなみに実務はどうですか?
河端
(河端)
日本の制度と違う点があるので、その点は少し苦労しました。例えば、キルギスには処方箋のフォーマットがないので「疑義照会をしたことがない薬剤師がいる」ことや、糖尿病薬を病院で無料配布する事実から「薬局での服薬指導がほとんど無い」ことがわかりました。そうなると糖尿病の服薬指導に関するコンテンツ作成が実務の観点で難しかったりします。
中島
(中島)
コンテンツとなると内容もですが、ボリュームも大事ですもんね。なるほど…。
河端
(河端)
あとは医薬品相互作用でCYPが大学院レベルの内容となっていて、一般の薬剤師がその点に詳しくないとかありましたね。
石嶋
(石嶋)
えっ!? それは初耳!
河端
(河端)
医薬品相互作用はCYPを理解しないと中々作れないので、難しかったですね。
石嶋
(石嶋)
あれ? それだと実務は作成するのが大変そうです!

実際には、栄養に関する指導や、消毒剤、CYPのわかりやすい資料など色々と作ってもらいました。実際には、栄養に関する指導や、消毒剤、CYPのわかりやすい資料など色々と作ってもらいました。

河端
(河端)
他にも、医療用麻薬に対して薬剤師がネガティブなイメージを持っていたので、その意識改善を。あとはグレープフルーツジュースを飲む文化が無い…など、色々とありましたね。
中島
(中島)
でも、お陰様で色々と現地で好評なコンテンツが作成できています。ありがとうございます。

プロジェクトに関わって学べたこと

中島
(中島)
プロジェクトに関わって良かったことを教えていただけると嬉しいです。
河端
(河端)
国際交流が何より楽しいですね。現地のキルギス人講師に対して、新型コロナウイルスの現状や日本の医療との違い等を聞けたりするのは、本当に新しい発見があります。とにかく関わる人の規模が普段とは段違いなので、視野が広がっていきますね。
中島
(中島)
あー。凄く共感します。むしろ、いろんな海外の人と話したいと思いますよね。石嶋さんはいかがですか?
石嶋
(石嶋)
1回目の国際チーム参加の公募で、応募締め切りを間違えたため、日程をしっかりと確認することの大切さを学びました(笑)

え? そこ?え? そこ?

石嶋
(石嶋)
まぁ、あながち冗談ではなくて。海外だと日本とは異なりエビデンスが少ないものもあるので、複数資料でしっかりと確認することが大事なんですよね。その点を習慣化できたことは良かったと思ってます。
中島
(中島)
おぉ。流石、講師ですね。綺麗なまとめ方…。
石嶋
(石嶋)
ありがとうございます(笑)。

ちなみに…

中島
(中島)
では、最後の質問ですが「キルギスには行きたいですか?」
石嶋
(石嶋)
旅行にあまり行ったことがない自分でも行きたい! ここまで関わったら興味がある!
河端
(河端)
もちろん、行きたいですね。
中島
(中島)
なんか嬉しいですね。ちなみに、キルギスのどの点に興味ありますか?
石嶋
(石嶋)
中島君の現地で切った髪形が面白かったから、僕もあの髪形にしてみたい!

キルギス散髪後の写真。キルギスでは「角刈り」が流行。キルギス散髪後の写真。キルギスでは「角刈り」が流行。

中島
(中島)
いや、本当にオススメしないですよ…。顔のフォルムが長方形になりますし。
石嶋
(石嶋)
講義のネタになるし、絶対面白いよ!
中島
(中島)
…。 河端さんは?
河端
(河端)
フルーツ美味しいんだよね? フルーツ食べたい!

この人たちのキルギスに対するイメージが不明。この人たちのキルギスに対するイメージが不明。

河端石嶋
(河端・石嶋)
冗談はさておき、現地で直に感じることが講義資料作成にも大きな影響を与えると思ってます。私たちに出来ることは、どんどん挑戦していきたいです。

このように、頼りになって、前向きすぎる猪突猛進な人たちと仕事をしています。
どのプロジェクトも、明るい雰囲気で仕事をしていますので、興味のある方は
中島:d.nakajima@yakuzemi.ac.jp
まずは、こちらに連絡いただけると嬉しく思います。
では、また次回もお楽しみください。

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